Kyndrava 顧客管理型運用追加条項
本ページは、Kyndravaの使用細則・利用規約・注文書に付属させるための「追加条項」形式の公開案です。単なる説明文ではなく、顧客管理型運用の責任分担を契約文書へ接続するための基礎文言として整理しています。
本追加条項案は法的助言ではありません。正式契約、B2C販売、海外販売、クラウド機能、サポートログ受領、個人データ取扱いを行う場合は、弁護士・弁理士・税務・個人情報保護の専門家確認を行ってください。
1. 追加条項としての位置付け
本追加条項は、Kyndravaを顧客管理型で利用する場合に、使用細則、利用規約、注文書、見積書、個別契約へ補足的に組み込むことを想定します。個別契約または注文書で別途合意した事項がある場合は、その合意が優先されます。
2. 定義
- 本製品: Kyndravaソフトウェア、関連ドキュメント、アップデート、ライセンス情報をいいます。
- 顧客管理者: 購入者または購入組織において、利用者、端末、招待、QRコード、ライセンス割当、バックアップを管理する者をいいます。
- エンドユーザー: 顧客管理者により本製品の利用を許可された者をいいます。
3. 顧客管理型運用
販売後のユーザー登録、端末登録、QRコード発行、招待メール送信、利用停止、端末削除、バックアップ、復旧その他の運用は、顧客管理者が自己の責任で行います。
4. Vendor-No-Touch 境界
当社は、別途合意した場合を除き、顧客組織内のエンドユーザー名簿、端末一覧、個別利用ログ、個人データ、バックアップデータを取得、保管または管理しません。
5. QRコード・招待リンク
QRコードまたは招待リンクには、パスワード、秘密鍵、永続APIキー、個人情報を含めません。招待トークンは短期、有効回数制限付き、失効可能なものとします。
6. インストール・配布
顧客管理者は、当社が提供する手順、インストーラー、QRコード、招待リンク等により本製品を配布します。当社はエンドユーザーへの個別配布や端末登録代行を原則行いません。
7. ライセンス範囲
顧客は、注文書またはライセンス証書に定める期間、台数、ユーザー数、組織範囲に限り本製品を使用できます。再販売、貸与、第三者提供、リバースエンジニアリング、回避行為は禁止します。
8. 管理者責任
顧客管理者は、利用者の追加・削除、端末登録・失効、権限管理、バックアップ、復元テスト、ログ確認、社内規程との整合、法令遵守について責任を負います。
9. バックアップ・復旧
顧客は、設定、データ、証明書、ログ、Kyndrava関連データについて定期的なバックアップを取得し、復元可能性を確認します。当社は別契約がない限り、顧客データのバックアップ保管義務を負いません。
10. サポート資料
ログ、設定、スクリーンショット等を当社へ提出する場合、顧客管理者は事前に個人情報、秘密情報、認証情報、証明書秘密鍵を削除またはマスクします。
11. テレメトリ・ログ
顧客の明示的同意がない限り、本製品はエンドユーザー名簿、端末内データ、個別利用ログ、個人データを当社へ自動送信しません。匿名統計を使う場合は内容、目的、停止方法を明示します。
12. 個人情報・個人データ
当社は契約、請求、ライセンス発行、サポートに必要な最小限の情報を扱います。個人データ取扱いを受託する場合は、別途データ処理条項を締結します。
13. セキュリティ・アップデート
顧客は管理者パスワード、多要素認証、端末管理、アクセス制御、バックアップ、マルウェア対策を行います。当社は合理的なセキュリティ改善とアップデート提供に努めます。
14. 販売表示・保証
当社は価格、支払方法、納品方法、返品・解約、更新条件、サポート範囲、推奨環境、制限事項を明示し、完全防御や絶対安全など根拠のない断定的表示を行いません。
15. 解除・停止・終了時処理
契約違反、不正利用、緊急のセキュリティ上の危険がある場合、当社は必要最小限の範囲でライセンス停止または契約解除を行うことがあります。契約終了後の顧客環境内データ削除、バックアップ削除、端末からのアンインストールは顧客管理者が行います。当社がサポート目的で一時受領した資料は、サポート完了後、合理的期間内に削除します。
16. 法務レビュー必須事項
- B2B専用か、個人消費者にも販売するか。
- 当社クラウドがあるか、当社が個人データを取得するか。
- サポート時にログ・設定・スクリーンショットを受け取るか。
- 通信販売、サブスクリプション、海外販売、輸出規制、税務、準拠法、管轄。
- 責任制限条項が消費者契約法上問題にならないか。
